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help リーダーに追加 RSS 海外旅行の危険性と対処法(性的被害で泣き寝入りしないために)

<<   作成日時 : 2009/10/06 13:10   >>

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 インドネシアのバリ島に海外旅行中の邦人女性が、9月25日に宿泊先ホテルから警察官を名乗る男に連れ出され、同28日にビーチ近くの茂みで暴行された遺体で発見された。被害者は、神奈川県小田原市在住の佐野理香さん(33歳)だ。友人女性と一緒にバリ島の繁華街にあるこのホテルに9月16日から滞在していたという。

 さて、日本のメディアの一部が、被害者・佐野理香さんの宿泊先ホテルを、バックパッカーがよく利用する安ホテルであると報道していたが、被害者の名誉のために、ここに事実を伝えておきたい。

 それは、このホテルがバリ島クタ地区の繁華街にあるホテルで、宿泊料が1泊3,000円もするホテルであるからだ。つまり、日本円で3,000円ということは、現地の通貨価値から考えたら、日本の高級ホテル並みの料金である。まして、10日以上の連泊で1泊3,000円であれば、相当に高級なホテルである。バックパッカーや現地の人たちは、まず泊まることのない高級ホテルなのだ。

 インドネシアを含む東南アジアを旅するバックパッカーは、一般にはこんなに高い値段のホテルには泊まらない。1泊が日本円で350円とか500円などの安宿に泊まる。1泊千円も出せば、贅沢なバックパッカーであり、1泊2千円も出すことは一般には無いだろう。ところが、ここは1泊3千円なのだ。このメディアの報道は、経験も知識もない記者が編集した報道内容なのであろう。

 ところで、被害者の佐野さんは、ホテルの従業員が同行して、部屋まで案内された警察官を名乗る男に、宿泊先ホテルから連れ出され、暴行されて殺された。その上、金品を奪われている。同室だった友人女性も、殺されなかったまでも、この直前に同ホテルから連れ出され、同様の被害にあっているのだ。その女性は、全裸のままで近くのホテルに飛び込み、すんでのところで難を逃れているという。その後、犯人の男は、再び佐野さんの宿泊先ホテルに出向き、同様の犯行を繰り返した。

 犯人は、10月2日にジャワ島で逮捕されたが、余罪も含め自供した。自供によれば、Tシャツのみの半裸にされていた佐野さんには、抵抗されたので棒で殴ったという。全身に擦り傷があり、アザがあった。そして頭部は陥没骨折までしていた。

 この犯人は、親類から入手した本物の警察官の制服を身に付けていたのだ。そしてこの半年間に、旅行中の若い女性を狙って、同様の犯行を6件も繰り返していたという。犯人の自宅からは、若い女性から強奪した物品が多数発見された。しかし、事件は佐野さんの件を除いて、メディアには取り上げられていない。それは、このほかにニュースにもならない同様の事件が沢山あるということだ。

 その他、バリ島ではビーチボーイと言われる若い男達から日本人女性が狙われる性的被害や昏睡強盗が多数発生しているという。睡眠薬や薬物を飲み物や食べ物に仕組まれ、被害者本人が抵抗できない状態で、被害にあっていることが多いのだ。女性が複数で行動していても、深夜のナイトクラブやディスコでこのような被害に遭っている女性グループも多いという。一度味を占めた犯人達は、検挙されなければ犯行を繰り返す。

 なお、インドネシアやタイでは、エイズ(HIV)やその他の性行為感染症の感染者が多い。これらの感染症が、何の罪も無い女性によって知らずに日本に持ち込まれる恐れがあるのだ。また、大麻や合成麻薬などの違法薬物使用への誘惑も多いというから、日本にそれらの違法薬物使用の常習性を植え付けられた女性が増える懸念がある。それは、海外旅行を契機に人生を狂わされることになる恐れがあるということだ。

 海外旅行で犯罪被害に遭った場合には、現地の警察に被害届を出すと共に、必ず在現地国の日本国大使館や日本国総領事館に報告して、相談し、解決方法の指示を仰ぐべきである。これを旅行会社にのみ相談したり、報告したりしただけでは、解決しない。かえって、もみ消されたり、解決方法の困難さを言い含められたりして、うやむやにされてしまう恐れがあるのだ。特に現地旅行会社は、イメージの悪化を避けようとするから尚更だ。そして、現地の旅行会社は、日本の旅行会社の下請けの場合が多く、日本からほぼ丸投げされた業務を請け負っていることが多いことに注意する必要があるのだ。旅行会社の言説に惑わされないで、毅然とした態度をとることが必要だ。

 日本の旅行業界や国土交通省、そして、外務省は、海外旅行先でのこれらの危険性や対処法をもっと国民に周知徹底させ、被害を未然に防ぐ対策をとるべきである。また、被害に遭った場合に、泣き寝入りしないためなどの対処法も周知徹底させるべきである。これは、一度味を占めた犯人達に犯行を繰り返させないためにも、必要な対策である。

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