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help リーダーに追加 RSS 海外ロングステイには助走期間が必要だ!

<<   作成日時 : 2009/04/18 10:32   >>

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  人の冒険心を満たし、非日常の生活を体験するには海外旅行が打って付けだ。その延長で、海外にロングステイしてみたいと思う人が出てくるのは当然だ。

 しかし、旅行業者の宣伝に乗せられて、海外でのバラ色の生活を夢見たり、贅沢な快適ライフを夢見たりすることは、避けなければならない。海外では、日本円が3倍の価値で使え、生活費が安いため、日本の生活費で、快適で贅沢な生活ができますよ、などの宣伝には載せられないほうが良いのだ。

  また、海外にロングステイしようと考えるなら、いきなり長期ビザをとって海外に出かけるのではなく、まず、その国や地域の気候風土や社会や文化に適応できるかどうかを、助走期間を設けて、実地に調査し、自らが試すことが必要だ。現地事情は、自らの目で直接現地を確かめことが必要なのだ。

  このためには、現地を案内する旅行業者のツアーに入るだけでは、ダメである。なぜならば、そのツアーは、ロングステイの勧誘を目的としたツアーであったり、良いところだけを見せるツアーであったりすることが多いからだ。催眠商法張りに、現地で高額なコンドミニアムを買わされたり、高い賃料で長期間の賃貸借契約を締結されられたりしないように注意しなければならない。

  旅行業者のツアーから完全に離脱し、できるだけ客観的に自分の目で、入念に現地調査をすることが必要なのだ。これには、バックパッカー的な旅行をするのが良いだろう。海外ロングステイに失敗しないためには、この経験を積んで、現地の気候風土や社会や文化に、自分が順応できるかどうかを自らが実地に試してみてから、そこでロングステイをするか否かを決めることをお勧めする。

 そして、このためには、長期ビザをわざわざ文書申請する必要がない、観光目的の入国としてビザ(入国査証)の申請が不要な滞在期間内で、そのロングステイしようとする国や地域に出かけ、その期間内、現地で生活してみるのがいいのだ。そして、その生活が気に入れば、一度その国から出国して再入国すれば、再度、その時点からビザ不要の滞在期間を過ごせるのだ。

  例えば、タイでは30日以内に他国に出国し、すぐに再入国しても、またそこから30日以内の滞在期間を過ごせるのである。隣国であるマレーシアやミャンマー、カンボジアには、陸路でも移動できるので、この制度を利用して、これらの隣国に一時出国し、実質的に長期に滞在し、ロングステイのための助走期間とすることもできるのである。ただし、タイへの陸路での入国は、査証免除で滞在できる期間が15日であり、空路では30日であるという情報もあるので、最新の情報を確認しておくことが必要だ。

  また、査証免除(ビザの申請が不要)で再入国を繰り返す場合には、1年間の実質滞在期間に制限がある場合があるので、WEB検索などで、「マレーシア、入国許可」などのキーワードを入れて調べておくとよい。因みに、マレーシアでは、査証免除で入国より3ヶ月以内滞在できるが、査証免除で再入国を繰り返した場合に、1年間に滞在できる実質的期間は通算6ヶ月以内となっているという。ただし、これは原則であって、実際は入国が認められているという報告もある。

 この査証免除で滞在できる期間は、国によって違う。例えば、マレーシアは3ヶ月以内、タイは30日以内、フィリピンは21日以内、オーストラリアは3ヶ月以内(電子ビザETAS申請時。したがって、これは実質的にはWEB申請によるビザが必要ということである)、ニュージーランドは90日以内、カナダは90日以内などとなっている。

 また、パスポートの有効期限がその国の入国時6ヶ月以上先までであることや帰りの航空券を持っていることなど(マレーシア)が、査証免除の条件となっている場合があるので、パスポートは、有効期間を調べて、管理しておく必要がある。また、パスポートは、有効期限の一年前から更新申請できるので、有効期限がそれより短くなった場合には更新しておくことをお勧めする。
 
 なお、入国に関する条件は、その国のイミグレーション・ポリシーの変更によって変わることが最新の情報を得ておく必要がある。

 査証免除期間をフルに活用して、現地に滞在し、いろいろと実地に調査・検証した上で、その海外にロングステイしようという意志が揺るがなかった場合には、いよいよ長期滞在ビザを申請し、海外でのロングステイを楽しむのは、素晴らしいことだと思う。

 ただし、ロングステイしようとして、現地に高額な資金の投入をしてしまうと、撤収するのが困難になることがあるので注意が必要だ。そこで、ロングステイがいやになった場合や、現地国政府から国外退去を求められた場合に、いつでも日本に引き上げられるように、日本には帰国した場合の住家は確保しておいた方が良いだろう。したがって、抜き差しならない資本投下は避けた方が賢明である。

  また、今までもそうであったが、現地国政府のイミグレーション・ポリシーは一定ではなく、今後も、どの様に変更されるか定かではないのだ。長期滞在を目的としていても、いつ、どの様な条件で国外退去を迫られるか、また、ビザの更新が拒否されるかどうかは不確かなのである。これは、滞在国の国民でない以上、甘んじて受けなければならないその国の政策なのだ。

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